堂本剛 平安神宮 LIVE 2016に参加した

今年も8月26日~28日の3日間、開催された堂本剛平安神宮Live2016に参加した。私が参加したのは27日(土)。前日は途中で雨が降ったらしく、当日のお天気は晴れマーク。でも何があるかわからないのが、野外ライブなので、とりあえず、合羽などを持参してライブ参加。

本当はお昼までに京都に着くつもりの新幹線を予約していたのだが、前日までバタバタと仕事をしていたので、結局約1時間後の新幹線を予約。そして京都駅で時計の電池などを交換して、、、ようやく姪と合流したのが15時過ぎ。そこからチェックイン前だけど旅館に向かうと、、部屋が用意できているとのことで入れてもらい、少しくつろいで17時前に宿を出発。

旅館から歩いて1分ぐらいのところにあるよーじやカフェでピザを食べて、いざ参戦。チケットを譲ることに少し手間取ったけど、18時半過ぎには会場にin。今年はちょうど中央付近だったため、バンドメンバーさんも見切れがなさそうと期待をして、始まるのを待っていた。

宮司さんにお祓いを受け、いまかとライブが始まるのを待った。野外だからというか平安神宮という場所だからか、気分は高まるんだけど、それはこれまでの箱でやるTuライブとは少し違う感じ。なんだろう。。。平安神宮Liveならではのちょっと独特な雰囲気がある。

でセットリストなどはもう様々な人が上げているので、感想のみ。とにかくこれまで5回ほど参加してきたけど、今回が私のナンバーワン平安神宮Liveだった。本当に最近の堂本剛さんはすごく大人に感じられる。自信を持って音楽を作り、鳴らしている。余裕すらも感じられるほど。しかもきっと私たち参加者のニーズもしっかりつかんでおり、それに応える度量もあるように感じられた。

Live時間は1時間半。曲数も二桁いかない。例えば本家KinKi KidsのLiveは約3時間で曲数は20曲は余裕で超える。価格は9000円だったような。それと比べて高いかというと、そういう比較は愚問だ。比較できないものがそこにはあったからだ。壁のない野外。大極殿の屋根に映し出されるプロジェクションマッピング。その技術は年々、非常に向上している。今年のプロジェクションマッピングは、「こんな繊細な表現もできるようになったんだ!」と改めて感動した。それが音楽と共に堪能できる面白さ。そしてなんといっても、バンドメンバーの熱い演奏が空気は大地から直接身体に伝わってくる感覚。。閉じ込められた中で生み出される音とは違う感じがするのだ。

アレンジも非常に大人っぽく、夏の終わりの夜にすごくフィットしていた。ヴォーカルはいわずもがなだが。。

夏の良い旅行となった。ここ最近は姪と参加し、ライブ翌日は京都を堪能しまくっている。また来年もぜひ、参加できればいいな~。平安神宮Liveは私にとって毎年のお楽しみイベントになりつつある。

でも欲張るなら、薬師寺でのライブを見たいな。実は薬師寺は訪ねたことないので(笑)。

堂本剛さんLIVE Blu-ray&ミニアルバムを購入

ずいぶんとブログを書くことを放棄していた。今年2月には「TU FUNK ALL STARS CON!CER-TU」に参加した。ブルーマンシアターでのライブはすごく楽しかった。

でしばらく間が空いて、6月にはブルーノート東京で開催されたLIFE IS GROOVEの「コンディションファンクツアー」に参加した。こちらもすごく楽しかった。なんといってもブルーノート東京は音がいい。ここで堂本剛さんもぜひ、Liveをして欲しいと思った。まあ、当選する確率はないかもしれないけど・・。でももう少し先の将来でも、いつか・・・と思わざるを得なかった。

 

でそんなこんなことをしているうちに、6月8日にミニアルバム&ライブブルレイが発売されて手元に。実はその頃、仕事が忙しくて、特に映像の方はお預け状態。なんとかミニアルバムは翌日にiPhoneに入れて、持ち歩くことができたけど・・・。じっくり聞けたのは出張の道中だった。

実は「TU」がかなり気に入っていたので、ミニアルバムはどうなんだろうと思ったけど、そんな心配は杞憂だった。本当にすごくステキなアルバムだった。表現が陳腐だけど、すごく気に入っている。

今回のミニアルバムのPRではラジオを媒体として使ったモノが多く、それもまた良かった。特にMISIAさんのラジオは聞き応えが十分で、セッションは音源としても残している。

Liveブルレイも見応え十分。すごく楽しい。でもうちのディスプレイは小さいので、迫力が今ひとつ。より大画面で見たいモノだ。

そんな中、KinKi Kidsファンの界隈ではなんか面倒くさいことも多く発生していた。光一さんのライブブルレイの発売が約1カ月前の5月11日だったこともあり、その番宣があまりなかったのに対し、剛さんの番宣(おそらくMステ出演)があったことで、面倒くさいTweeetをたくさん見た。でもMステ出演はライブブルレイの宣伝ではなく、あくまでミニアルバムの宣伝。だから光一さんのMステ出演はなくても仕方がなかったと思う。また光一さんはアルバムでMステ出演はなかったというが、昨年、シングルDVDとアルバムの発売時期が近く、またアルバムにもシングル曲が収録されていたので、仕方がないと思う。KinKi Kidsだって、アルバムとシングルが近かった年は、シングルでのMステ出演はなく、アルバム曲での出演だった(Speak Low。その前に発売されたシングル「鍵のない箱」では出演なし)。よりお茶のファンも多いであろう本体でもそうなのだから、ソロだと余計にどちらか一方になると思う。

というか、同じジャニーズの商品であっても、光一さんと剛さんの音楽のターゲットは違うと思うので、同じ宣伝手法にならないと思う。光一さんの音楽はやはり見せることを重視しているので、ジャニーズ好きな人にハマると思うので、ジャニーズファンをターゲットにした方が手っ取り早いと思う。一方、剛さんの音楽は一般でも売れ線ではないファンクなので、ジャニーズファンでかつファンク好きな超レアな人をターゲットにしてはこれ以上の売り上げは望めない。一般のソウル・R&D・ファンク好きをターゲットにするのが得策だろう。

したがって、剛さんはジャニーズエンタテイメントとHPを分けてることを特別扱いと言われるが、これはおそらく剛さんの意向だけではないのではないか。私がJEのマーケティングとしてもこの方向性を取りたいと思う。ジャニーズでファンク好きなんて奇特な人をターゲットにするだけでは、バンドメンバーの豪華さがもったいなすぎる。

だから特別扱いではなく、そういう売り方が選択されているだけだと思う。でも最近、いろいろ面倒くさいことが多いKinKi Kids本体に興味が薄れてきているかも。ちょっとヤバイ

 

KinKi Kids 2015-2016 Concert(京セラドーム大阪)に参加した

今年の最後を締めくくるイベント、KinKi Kidsのコンサートに参加した。開催日は12月19日~20日の2日間。場所は京セラドーム大阪。KinKi Kidsのコンサートに参加するのはこれで4回目。2012年-13年の15コンからである。

昨年のMコンサートでは、はじめてアリーナ(後方だけど)を経験した。ようやく人と認識できる大きさで見えるKinKi Kidsとふぉ~ゆ~に楽しさも倍増だったが、今年の1日目はスタンド席ながらもアルファベットで記された席、しかも外周があったため、アリーナの時同様、人として認識できる大きさで楽しめたのだ。

特にバックステージまでムービングステージに乗り、踊るKinKi Kidsを双眼鏡を用いることもなく堪能できたのはすごくよかった。3塁側だったため、Mistyを歌い踊る剛さんのなまめかしさに釘付けに。いやあ、本当になんといって表現していいか分からないほど、惹きつけられるダンスだった。色っぽさが全面に出ているのだが、それはあからさまではなく奥底からにじみ出てくるというか、、計算ではない色っぽさがあった。よくTwitterとかで剛さんはエロいとつぶやかれているが、私はそういうことに無頓着でよくわからなかったが、今回のコンサートではようやく実感できた。なるほど、あれは「エロい」!。

今年はKinKi Kids関連でいろいろ参加した。

まずは光一さんソロのSpiralコン、横浜アリーナ。8月1日18時半~のチケットを譲ってもらって参加した。実はあまり光一さんソロには関心がなかった。理由は2つある。一つは私は剛さんの声フェチなので、KinKi Kidsの音楽が好きなのも剛さんの声に惹かれているところが大きいからだ。光一さんは普通に会話しているときの声はむしろ、剛さんより好きなのだが、歌になると俄然、アイドル要素が高くなるのが非常に残念に思う(カワイイ声)。せっかく、クールな曲なのに、声を乗せると可愛くなるというか。

一方、剛さんの話し声は、はじめラジオを聞いたとき、あまりにもこそばゆく、好みじゃなさ過ぎてビックリしたことを覚えている。でも歌になると変わる。KinKiの曲ではアイドル的に歌っているときもあるが、ソロではそういう要素が排除される。

もう一つの理由は、光一さんオンリーで相方アンチの存在。どちらのファンにもいるが、Twitterやブログなどで声高に、まるでみんなに見てくれというようにアンチ活動をしている人が光一さん側に多いような気がする。参加するとそう言う人の仲間になるような気がして、嫌だったのだ。

とちょっと脱線したが、初めて光一さんソロコンに参加した。Spiralに好みの曲が多数入っていたからだ。ざっくりとした感想としては、KinKi Kidsのコンサートと似ているということ。ソロファンの方には怒られるかも知れないが、それが私の印象だった。もちろん、見せ方は違うが、構成はほぼ同じ。KinKi Kidsのコンサートにはむしろ光一さん色が色濃く反映されているんだと思う。

楽しかったが、せっかくのダンサブルな曲なのに、双眼鏡を除いて見ることに集中している人が多かったのが、残念。また定番の自作曲があるようで、それになると喜び方がすごく大きく、双眼鏡族が少しだがノリノリにペンライトを振っていたのも面白かった。私は歌謡曲っぽい自作曲より、ソウル要素の強いSpiralの曲がノリノリになれたけど。あといただけないと思ったのはMC。客席とのお約束ごと的なノリが続き、初心者としては食傷気味に。光一さんにディスられるほど、不細工でもないし。ちゃんとおしゃれして行ったよ。その後に今日1日は彼氏でとも言われたくもない。彼氏は他にいるし。。誰をターゲットにしたMCなんだろう? よくわからなかった。まあ、脳内酸欠で頭回ってなかったようなので、その辺は突っ込んでも仕方はないと思うけど。

 

次に参加したのは剛さんの「TU FUNK TUOR 2015」。8月10日の渋谷公会堂東京国際フォーラムのオーラスに参加。どちらも楽しかったけど、やっぱり楽しかったのはオーラス。剛さんのライブの醍醐味は、剛さんの声を堪能するというのもあるが、最後のセッションにあると思う。フリーセッションが楽しめるライブなんてそうそうお目にかかれない。しかもメンバーは強者揃い。そのメンバー一人ひとりの本気プレイが見られるのが、なんといっても楽しい。贅沢な時間だ。とにかく「音楽って楽しいね」ということが実感できるのだ。剛さんライブは双眼鏡族は比較的双眼鏡族が少ないのもいいところ。音を聞いていると体を揺らさずにはいられないので、双眼鏡を構えている場合ではないのだろう。あとペンライト、イワシのために買ったけど、結構邪魔だった。そういえばオーラス、隣の人たちはペンライトを持たず、ひたすら踊っていた。見た目はそれこそ図書委員的な感じだったのに・・。

剛さんのMCは音楽とはまったく違う、まったりタイム。オーラスでは栗を並べることでかなりの時間を費やしていて、、5000人規模の会場で小さな栗を並び替えたりするそのシュールさたるや。この辺のMCのダラダラ感は、KinKi Kidsのコンサートを彷彿させる。KinKi KidsのMC部分は剛さん成分により、ダラダラとしてしまうのだろう。

TU FUNK TUOR 2015の合間に、平安神宮ライブにも参加した。平安神宮ライブはかなり好みのライブだ。私は大きな構造物が好きで、中でも城や神社仏閣などの歴史的建物はかなり好みだ。平安神宮は歴史的建造物としては新しいが、それでも歴史的建造物とライブなんて私の好みすぎる組み合わせ。痛みがテーマだったが、とにかく素敵なライブだった。野外での音は本当に素敵だ。今回はライブ後、京都で1泊し、翌日は京都観光をしたので、楽しさ倍増のライブとなった。

2015年ももうあと10日ほど。2015年、こうやって振り返るといろいろ参加できて楽しかった。来年もいろいろ楽しめますように。

 

「No.9-不滅の旋律-」を観劇してきた

昨日、仕事で知り合った友人に誘われて稲垣吾郎主演舞台「No.9-不滅の旋律-」を観た。その友人は長らくのSMAPファン。実は以前も香取慎吾さん主演舞台に誘われ、「オーシャンズ11」を観に行った。テレビの中で歌う姿は見るけど、それはSMAPの一員としてだけだったので、そのときも想像している以上に歌がうまく、お芝居も面白かったので、「また何かあれば誘ってください」と言っていたのだ。実は誘われたときはすごく忙しく、どんな舞台かも知らずに「行きます」と答えたのだ。そして昨日もまったくどんな舞台か知らずに現地に出かけた(おそらく誘われたときにベートーヴェンの話と聞いたかも知れないが)。

 

場所は赤坂ACTシアター。隣の赤坂BLITZでは己龍(ビジュアル系バンド)のライブがあるらしく、まったく客層の異なる人たち(いずれも女性)が赤坂ACTシアター周辺に大集合。赤坂ACTシアターに向かう人はBLITZの人たちよりもかなり年齢層は高い印象を受けた。まあ、私も人のことは言えないが。

 

赤坂ACTシアターに入って、初めてベートーヴェンの話で、稲垣さんがベートーヴェン役を演じることを知った。ヒロインは元AKBの大島優子さん。マイコさんや長谷川初範さん、高岡早紀さん、田山涼成さんなどが出ていることを知り、期待も高まった。マイコさんはガラスの仮面の舞台で観たことがある。そのときもマイコさんが演じる姫川亜弓役はすごく似合っていた記憶がある。別に私自身、舞台好きというわけではないが、これは姪に誘われて行ったのである。だいたい誘われないと、舞台は自分から行くタイプではない。

 

本題の「No.9-不滅の旋律-」だが、本当にすごく良かった。実はA席で観たのだが、お値段以上のある舞台。演じる姿だけではなく、生ピアノの音も堪能できる。最後の第九「歓喜の歌」での締めくくりも、舞台上だけではなく観客席も一緒に盛り上がれるので、すごくよい終わり方だと思った。

 

稲垣さんもテレビでは「声が高い」印象があったが、舞台での声は「こんな低い声も出るんだ」と、びっくり。悩んだり苦悩する姿、狂気とも言える姿も、繊細そうな稲垣さんにぴったりな気がした。そうそう、演者全員、声のいい人が多かった。マイコさんもそうだけど、大島優子さんも声が意外にいいんだなと。あとヨゼフィーネ役の高岡早紀さんは想像通りの役で、醸し出す雰囲気が非常に色っぽくて(表情などは双眼鏡を使わなかったので、よくわからないけど)、ベートーヴェンがはまってしまうのも仕方ないかなと。その対比なのか、マイコさんも大島優子さんも男性っぽいキャラ。二人とも声も低めなので、ベートーヴェンの同士という雰囲気が良く出ていた。

 

第九「歓喜の歌」は高校時代、選択科目の音楽で習った曲。毎年開催される音楽会(音楽選択の学生が登場する)でも披露した。約半年かけて練習した曲なので、いまだにドイツ語でちゃんと歌える。昨日も最後、稲垣さんが客席の方に向かって指揮をする場面では、一緒に口ずさむことができた。それもあってすごく楽しかった。

 

で最後に記念に、グッズのTシャツまで購入♪ 本当にいい時間を過ごせた。誘ってくれた友達に感謝。

 

剛と愉快な仲間たちのTU~苦笑に参加して

10月15日、4月に発売された堂本剛さんのアルバム「TU」のリリースキャンペーン「剛と愉快な仲間たちのTU~苦笑」が開催された。場所はお台場のZeppTokyo。キャパは1000人ぐらい。申し込んだときから「それなりの会場だから当たるかな」と思っていたものの、本当に当たったときはやっぱり嬉しかった。3枚もアルバムを買ったのだから。もちろん、アルバムはそれぞれ内容が異なるので、おそらくキャンペーンがなくても買ったとは思う。でも申し込んだ限りは当たりたいと思うのが人情というモノ。ということで、その日中に書きたいと思っていた原稿はほぼ仕上げたということで出かけた。でもよくメールを読まない私は、18時50分に会場に着けば良いのかと思っていたが、そうではなくその時間は開場だった。よかった18時30分過ぎに東京都レポート駅に着く電車に乗れて。

 

ZeppTokyoまでは「この人も行くだろう」という人の流れがあったので、着いていくだけ。しかも途中「ZeppTokyoはこちら」という案内の方まで立っていたので、至れり尽くせりだ。

 

会場前に着くと、すでに番号順にみなさん並んでおり、若い番号の人はすでに入場していた。でも私の番号の並ぶ場所がない。。「若い番号の人たちが入場してから並ぶの?」と思っていたら、建物の脇に並んでいる人たちが、、、で係の人に、この番号ですが、と見せるとその並びのかなり後ろ側に行けという。800番台の列の一番後方に並べばいいのかと思ったら、番号順に並んでいるのだと言われ、途中途中で並んでいる人に「何番ですか?」と聞きながら、自分の番号の場所に並んだ。

 

私の4番前の人は男性。それもかなり太っちょの。よく剛さんライブだと剛的ファッションに身を包んだ男性をみかけるが、それとはかなり違う、どちらかというとアキバ的。でも「この人もアルバム3枚買った仲間なんだ」と思うと、なんだか嬉しくなった(意味不明だけど)。また私の一番後ろの女性も、それなりの年齢(40代?)で、すごくまじめそうな方。ライブの時、どんなノリをするんだろうと思いをはせながら、並んでいた。

TU~苦笑そのものは「無料で参加できてありがとう」というぐらいすごく楽しかった。席がかなり後ろで扉の横という、ちょっと悲しい席だったけど、でもこれはご招待。当たっただけで感謝しなくちゃと思い直し、楽しむことに。入場するとすでにステージでは佐々木潤さん(後の紹介で分かった)がターンテーブルでレコード(?)を回しており、気分は高揚。ワクワク感が募る。

 

2階席への入場が終わり、剛さんがサングラスをかけて登場。「いつはずすかわからない」といい、ファンが「えー」と言ったところで、すぐにはずして登壇するバンドメンバーを呼び込んだ(ダッチさん、竹内朋康さん、SWING-Oさん、十川知司さん、KENKENさん、佐々木潤さん。呼び込まれた順。座り位置も下手からこの並び)。

冒頭「今日はボスとリーダーの違いについて話します」と言い、「リーダー論でも始まるのかな(笑)」と思ったら、1ミリもそんな話はなく、なんやかんやでクリスタル講座が始まることに。で音が変わるかもということでクリスタルを試したら音がいいように変わったとか、クリスタルをかまさないほうがいい曲もあったとか。じゃあ、それがどれだけ変わるのか人間の耳だけではなくビジュアライズしようということで、実際に波形にしてみることに。そこでクリスタルを電気の溜まりやすい部分に置くバージョンと置かないバージョンで実際の波形を比べてみることに。波形にしても違いは微々たるものだったが、どういう精度が求められるかわからないので、きっとその微々たる違いが重要なんだと思った。竹内君は「波形を見てもわからない」と言うのもわかる。大きく違うわけじゃないけど、そんな小さな違いでも「こちらの方が音が良い」というところにこだわるところが、なんだか日本のモノづくりらしく非常に興味深かった。

 

またKenKenの「友達の家に行くとよく家電が壊れる」という話をうけて、「きっと人より電気を出しているってことだよね」(剛)という一連のやり取りの中で、SWING-Oさんが「そういえば自動ドアが開かない人とかもたまにいるよね」と。すると「うちの相方がそう。見えてないんじゃないかな」(剛)。こういうやり取りを聞いていると、剛さんにとっての相方は堂本光一さんで、TU仲間とは違う関係性にあるんだなと感じ取れた。

 

ほかにもいろいろ面白い話はあったが、中でも和風ファンクで海外に打って出るという話には非常に興味をひかれた。KenKenがTUバンドではまったく違うキャラクターにしようかなと言う話から、十川さんは源氏物語(次元→源氏→源氏物語)というキャラに。登場と退場のときに、着物でととと・・・と、足袋先で小走りするような感じにすればいいらしい。

もう一つはトレーディングカードの話。バンドメンバーも含めてのトレーディングカードをつくれば面白いのではという話から、でもやはりいろいろ難しいらしい。「なんであなたじゃなくて、バンドメンバーなの」と言われると例の女性(ビョークになりなさいのときと同様)の声真似でそう語る。ダッチさんとかも「そりゃそうやろ、普通」と。みんなノリノリの中、竹内君は弱気な発言も。「売れ残りそう。そうなったら嫌だから・・」と。ダッチさんも「またダッチかとか言って捨てられてたら、僕拾うわ」と。でも、きっと売れ残らないと思う。全部集めたら剛さん作の曼荼羅が登場するらしいし、曼荼羅がなくてもきっとみんな欲しいと思う。たとえ「サスケ12枚あります」(剛さん)ということになっても、きっとサスケさんが出ない人もいると思うので、ちゃんと交換できると思う(笑)。なぜか小澤さんがレアキャラ扱いになってた。河嶋さんは動物図鑑のホッキョクグマでいいのではという話にもなってた。KenKenも「ちょっと下のところが汚れているやつでしょ(笑)」って。それだけで私の頭の中にはシロクマの図柄のカードが思い浮かんだ。ルイスさんもトランペットを吹いているタイプと吹いていないタイプが必要になるらしい。吹いていないタイプは「ただのキューバ人やん」と剛さん。なぜ両バージョン必要なのかは不明だったが。

 

ジャニーズに入った当初はこんな未来が待っているとは思わなかったという話から、もう36歳というと中年だよね、という話に。それが展開して「Chu、Chu」という「中年ファンク」が。「『宇宙』の『宙』でもあるし、宙ファンクつくろうか」と剛さん。2月のライブで初披露があるとかないとか。

 

1部は写真がTU TUORのオフショットがいろいろ紹介されたらしいけど、2部は2枚。1枚はルイスさんと川島さんのツーショット。KENKENに振られて、その写真に当てレコしたが忘れてしまったのが、残念だが、小喜利をかいま見た機になった。今回、小喜利は行けないので、TU~苦笑でそれを感じられて十分、満足した。

もう1枚は最後、全員で「ありがTU~」と参照ではなく唱和する前に見せられた佐野聡さんの頭がばっちり写った写真。「これを見ていろんな欲や煩悩を浄化する」して、唱和しようということに。

その前に、今回の登壇者からの挨拶があった。印象に残ったのは、まずダッチさん。とにかく子どもが単純に楽しいと思うのと同じようにこの現場は楽しめると。SWING-Oさんも、いろいろ試せるのが楽しいと。KENKENは「こんなビッグバンド、しかも一人で5人分ぐらいのエネルギーのある人が集まっているのに、ちゃんとまとまりのある音になるのはみんなが優しさがあり、お互いがお互いをリスペクトしているから。メンバーがメンバーを呼ぶことでつながり、ふるいにかけられ残っているのが今のメンバー」と。ただ仲良しだからではないというつながりが見えた。剛さんも「みんなそれぞれ別の現場があるので、みなさん、観に行ってくださいね」と。国際フォーラムのオーラスでは、KENKENが同じことを言っていて、バンドメンバーがこういうことが言えるのってすごく素敵な関係だなと思ったけど、今回もまたそう思った。

 

そして別の現場があるということの大事さをきっと剛さんも、改めて実感しているんだろうなということが感じられた。ジャニーズという、世間からはややもすると「所詮ジャニーズ」と言われる分野の現場。でもその独特さはバンドメンバーはもちろん、目指したとしてもなかなか経験できない現場なので、すごく貴重なこと。だからこそ、KinKi Kidsという現場は剛さんにとっても大切なんだろうなということが感じられた。

 

ここに書かれているコメントはいずれも本人が話した言葉そのままではない。あくまでもそう私が受け取り、そう言いたかったことなのではということ。本当に楽しい時間だった。