「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017~TSUYOSHI&YOU&KOICHI~」に行ってきた

12月23日、「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 ~TSUYOSHI&KOICHI~」に参加した。京セラドーム大阪には2012年に開催された「KinKi Kids Concert Thank you for 15 years 2012-2013」以来、ずっと参加しているが、東京ドームは毎年、年末年始に行われるため、東京に住んでいるのにもかかわらず、参加したことがなかった。初めてモニュメントも見ることができた。東京ドームは野球でしか入ったことなかったので、なんだかちょっと面白い感じがした。

今回、アリーナツアーも参加できていたので、タイトルがあまり変わらないことから、あんまりセットリストも変わらないんだろうなとは思ったけど、剛さんのセッションタイムはどうなるんだろうと思っていた。ドームでセッションってかなりの攻め。無くなっても仕方ないかなとは思ったけど、無くなるのはすごく惜しい。。。とにかくフリーセッションをコンサートに入れられるアイドルグループ(定義が曖昧ですが)なんて、世界広しといえどもKinKi Kidsしかないと思う(個人的な意見で、アイドルについて深掘りしたことはないのでご容赦を)。でもちゃんとセッションタイムもあって、すごく盛り上がって楽しかった。一人ひとり(ストリングスはグループだけど)が、熱いパフォーマンスで圧巻だった。

私は打楽器と管楽器が好きだ。打楽器はとにかく、動物の本能的を呼び起こされる感じで、ドコドコという音が鳴り響くと、テンションが上がる。今回、吉田建さんのベースソロもすごく魅力的だった。スタンド席の床に響いて、、足下から音楽が感じられたのだ。音は波だということを実感した時間となった。すごい! ちゃんとマルチでスピーカーを置いてCDを再生すると音を立体的に感じられるのかも知れないけど、iPodでの再生、またテレビでの視聴だとやはり音は平面的にしか捉えられない。

双方のソロコーナーは1曲増えていた。光一さんソロの増えた1曲は光一さんが作曲した「LOVE CRIES」。今回、ソロコーナーで披露した唯一の自作曲だ。この曲は「愛のかたまり」にも通ずるような、歌謡曲調の楽曲。ステキなのかもしれないが、「愛のかたまり」同様、今ひとつ、ピントこなかった。光一さんソロについてはよく知らないが、もっと、自作曲で魅力な曲があったのではと思う。この曲は光一さんのお気に入りなのか、もしくはファンの人たちの間で人気が高いから選ばれたのだろうか。

今回の光一さんソロコーナーで最初、生で聞けるのがうれしいなと思っていたのは、「INTERACTIONAL」だったが、アリーナツアーに参加して好きだと思ったのは「Slave Maker」。後者の方が光一さんの声質にあっているような気がするし、何よりロックな光一さんが格好良かった。。光一さんにはぜひ、ロックな曲を作って欲しいと思う。。ダンスパフォーマンスを主軸にするなら、ああいう曲はスパイス的になるのかな。

剛さんのソロ曲は、まったく知らない曲だったので、いずれも新鮮だった。長年のファンの中には、当時を思い出して涙する人もいた(私の周辺情報)。

アンコールの最後で、剛さんが靴にガムテープがついていることを告白したのだが、光一さんはそのことを、マイケル・ジャクソンの衣装に小さな埃が着いたことでさえもショックだったという例えを持ち出して、「やめて」といい、自らかがんでガムテープを剥がしたのだ。格好いい剛さん、いやKinKi Kidsを最後まで見せたいという光一さんのKinKi Kidsへの想いが熱かった。

それからこれまではあまり注目していなかったが、2016年のツアーを経験したことで、「Kissからはじまるミステリー」が好きな曲となった(笑)。そして「Misty」はより大好きになった。。

あと少し、光一さんが苦しそうところも多く感じて、少し心配になったりした。ダンスパフォーマンスが多いからというのもあるかもしれないが、息が続かなかったり、音が上がりきらなかったり、、、。年を取るってことはそういうことなのかもしれないけど、その辺ももう少しうまく調整できるともっともっと魅せられるような気がした。

なんだかいろいろ書いたが、ただただ楽しく贅沢な時間だったことは間違いの無い事実。一足早いステキなクリスマスプレゼントをもらった気分だ。

今どきのアイドルにとって解散・引退って大変だね

SMAPが今年いっぱいで解散するって話になってから、いろいろなファンの形があるって思った。私は一昨年の週刊文春のメリーさんの記事を読んだんだけど、そのときはなんか大変なトップがいるんだなって思っていたぐらいで、でもそれは後継者争いという話だったから、自分の娘を押すというのはそれはそれで仕方ないよねとは思った。まったくのできない人なら後継者は無理だろうとも思うけど、嵐で結果も出しているのだから、後は周りによいブレーンを集めればいいのだからと。

でも独立とか言う話になり、そして今年年始の謝罪会見があり、、、そして世界だけの1つの花の運動が始まった。。しかし8月には解散宣言。解散を撤回して欲しいという署名活動が加速化しているが、解散まで1カ月を切ってしまった。その間、SMAPからの声がないというけど、一人ひとり、解散への思いは違って、だからひと言でこれってという理由が言えないというかないのかなとも思ったりしている。離婚の時も決定的な理由って特にないのと同じで、各人の思いの積み重ねがあっての結果なのかなと。それに似ている気がしている。

日経BP社の日経エンタテイメント堂本光一さんが「エンタテイナーの条件」という連載を持っているが、その2017年1月号(12月4日発行)で「解散・引退」について語っている。KinKi Kidsファンの間ではいろんな思いが渦巻いた連載だが、この時期にこのテーマにしたのは、ベストタイミングだったと思う。こういった連載の場合、半年以上前からテーマを決めておくのが一般的だが(1年契約なら1年分)、タイムリーなネタがある場合は、都度相談すると思うので、今回のテーマは8月の発表を受けてから、編集部から急遽、打診したのではと思う。

SMAPファンの動きなどを見ていたら、編集者なら同じ事務所の直の後輩である光一さんにぜひ、この時期、このタイミングでこのテーマについて語って欲しいと思うのは至極当たり前のこと。解散・引退はネガティブなものと捉えられがちだけど、そうではない。だからそんな印象を払拭したい事務所もこのタイミングでこのネタにOK出したような気がする。

SMAPだけが解散の危機に陥ったのではなくて、いろんなグループもいつ解散してもおかしくない危機がある、特別なことじゃないんだってことを言うための記事だろうから。

おそらく、グループ(プロジェクト)の継続年数が長くなればなるほど、いずれのメンバーも「続けていくことがよいのか」「もう少し続けてみようか」という葛藤の中で活動してきたのではないかと思う。そのプロジェクトに未来が見えなくなってきたり、そもそもプロジェクトが活発に活動していなかったりしたら、よけいにそんな気持ちになるのではないか。

それはきっとメンバー間の不和という問題ではないのだと思う。KinKiの場合は、特に後者も大きく影響していると思う。光一さんは年の3分の1を舞台活動としているため、音楽に触れる場として新堂本兄弟は非常に重要だったと思う。近年はここにKinKi Kidsというプロジェクトでいる意味を見出していたのではとも思う。それが終わったことで、KinKi Kidsとしていることのしばりもなくなったし、メリットもなくなったような感じもあったのでは。ローカルのロケ番組は光一さんにとって、KinKi Kidsというプロジェクトにとって、それをやることで未来が拓ける物ではないという感じたのかもしれない、なんて思った。もちろん、辞めたいと思ったのはもっと前かもしれないし、もっと後のことかも知れないけど。

ジャニーさんに相談したことも、組織に所属しているのであれば、当たり前のことで、まずは上司にということだけだったような。まあ、直接、剛さんに言ってしまうと、その場で「じゃあ、解散しよ」となってしまうという怖さもあったのかもしれないけど。

もちろん、そういう雰囲気のあることは2人組なので剛さんも感じ取っていたのでは。そんなことに気付かないような人ではないように思うし、仕事の現場で会えば、まあなんとなく伝わるものだろうし。

SMAPが解散を決めたことは残念だけど、後輩にとって肩の荷が下りるような気持ちもあるのではとも思う。ある意味、本人たちも。解散しても一人ひとりが特別なオンリーワンとなって活躍していけば、やっぱりSMAPってすごいね、という評価になる。だれもSMAPだったことは忘れないし、忘れ去られてしまうものではないと思う。長年の活動実績はそうそう、記憶から消えないと思うから。これからも後輩たちのよいロールモデルとして、一人ひとりが活躍していかれることを期待している。もちろん、やっぱり解散を撤回しますといっても、「なんだよ、1年かけてのドッキリ?」ということで、2016年を締めくくるのもおつとは思うけど。

We are KinKi Kids Live Tour 2016 TSUYOHI & KOICHIに参加した

9月29日(木)、KinKi Kidsの17年ぶりアリーナツアーに参加した。一緒に申し込んだお友達が当ててくれたのだ。なんとアリーナのA3ブロック。数字もほどよい感じの数字で、行く前から期待が高まっていた。当日は仕事もあったので、前日にグッズも購入。ちょうど4時半頃に武道館に到着できたので、ほんの少し並ぶだけでグッズも購入できた。

パンフレットを読んでしまったこともあり、多少、ネタバレ部分がどうなるのかという期待(?)を持って、本番に臨んだ。最も大いなるネタバレがソロコーナーがあるということだ。私は古くからのファンではないので、ソロコーナーはDVDでしか見たことがない。今回、剛さんはパンフレットの取材時点では、「KinKi Kidsの曲をファンク調にアレンジしようかなと思っている」みたいなことが書かれていた。「そっか、自分の曲はやらないんだな」と思ってたけど、KinKi Kidsのどの曲がどんな風にアレンジされるのかも楽しみにしていた。

セットリストなどはすでに出回っている通りなので、割愛するが、最初はこれぞKinKi Kidsという曲が続く。多少、「Nアルバムをひっさげたツアーという、やっぱり20周年目に重きを置いた構成なのか」と思うぐらいに。でもそういったよく知られているKinKi Kidsの曲を多用することで、「あっ、KinKi Kidsのライブなんだ」とすごく実感できたし、その後にMアルバムの楽曲が続き、二人がKinKi Kidsであり、その成長を誇らしく披露している瞬間だったとも思う。

MCをはさんでホタルを歌った後にソロコーナーへ。光一さんソロは「Tour Spiral」に一度参加したことがある。おそらく今、光一さん自身がお気に入りでかつ、自分の魅力を最大限伝えられる3曲だったのかなと思う。私は今ひとつ、Danger Zoneが好きではないし、M字開脚と称し、「フー」っと声があがるダンスについてもそれが魅力的なのかどうかはまったくよくわからない。男性なので別にM字にしてもそうエロティックではないよね、もともと裸でもとか。3曲目の終盤に剛さんを呼び込んだシーンは、会場のボルテージもさらに一段上がったように感じた。これまでソロでの二人の融合シーンはなかったのだから。

剛さんソロでの歌唱は街のみ。これは伴奏がピアノ1本で始まるのだが、29日は今ひとつ、合っておらず残念。難しいね。でその後は、バンドメンバーさん紹介を兼ねたセッションへ。剛さんはベースでセッションのベース(基本)が作られたところで、堂島孝平さんのハーモニカ。その後、ギター、ホーン隊、ドラム、ストリングス、ベース…と次々とメインが変わっていく。以前、KinKi Kidsのコンサートでもバンドメンバーさんの紹介をしていたが、最近、それがなくなって寂しく感じていたので、復活したのは嬉しかった。おそらく2週ぐらい回したのだが、1週目よりは2週目の方がバンドメンバーさんの音もノリもよかったように思う。そこから変形してたよりにしてまっせ、買い物ブギーに。途中、光一さんがPボーンで参加するというお楽しみも。最後は剛さんソロのブルベリ間奏部分でよく用いられるジャンプを取り入れていた。ただし、タイミングが難しかったのは事実。私もどのタイミングなのか迷ったから(このあたりは改善されているよう)。。私の周りは座っている人も確かにいたけど、A4ブロックなのか隣の島の前部分の方はかなり踊っている人がいた。「セッションが長い」という意見もあるようだが、セッション時間は毎回、そう変わっていないと言うのであれば、これが「We are KinKi Kids Live Tour 2016」の構成なのだと思う。

余談だが、幼稚園に教育実習に行ったとき、「●●ちゃんを探しに行く」と一人が言ったら、みんながわーっと教室から出て行ったことがあった。もうみんなバラバラな方向に。その時、オルガンを弾いたら、バラバラに走り去っていた子供たちが音の鳴る方に集まって、あっという間に全員が揃ったという経験をした。音が鳴るというのは、楽しいことなんだと。だからセッションの音もバンドメンバーさんのわき上がる楽しい気持ちが込められているはず。楽しい音が鳴って入れば、楽しくワクワクして「たいくつだな」とは感じないのかなと。そういう私も「光一さんのソロより長いと、文句言われたらやだな」とか、音とは関係の無いことを頭に思い浮かべてしまっていた。そのとき流れている音は今回限り。その今回限りの音を純粋に楽しんでなかった自分に、反省をした。

まあ、今後、短くなることもあるかもしれないけど、本格的に今のソロコーナーが改良されるのはドームコンになるのではないだろうかと思う。

ソロの後は「薔薇と太陽」からNアルバムの楽曲、堂島さんの楽曲が続き、最後は「硝子の少年」。アンコール後は11月2日に出る新曲「道は手ずから夢の花」。そしてNアルバムから「夜を止めてくれ」「なんねんたっても」で終了。

盛り沢山のKinKi Kidsアリーナツアー。1度のライブでKinKi Kids堂本光一堂本剛の3つの魅力が味わえて、本当にお得感満載だと思う。落選した人も多数の中、行けてよかった。本当に楽しかった♪

堂本剛 平安神宮 LIVE 2016に参加した

今年も8月26日~28日の3日間、開催された堂本剛平安神宮Live2016に参加した。私が参加したのは27日(土)。前日は途中で雨が降ったらしく、当日のお天気は晴れマーク。でも何があるかわからないのが、野外ライブなので、とりあえず、合羽などを持参してライブ参加。

本当はお昼までに京都に着くつもりの新幹線を予約していたのだが、前日までバタバタと仕事をしていたので、結局約1時間後の新幹線を予約。そして京都駅で時計の電池などを交換して、、、ようやく姪と合流したのが15時過ぎ。そこからチェックイン前だけど旅館に向かうと、、部屋が用意できているとのことで入れてもらい、少しくつろいで17時前に宿を出発。

旅館から歩いて1分ぐらいのところにあるよーじやカフェでピザを食べて、いざ参戦。チケットを譲ることに少し手間取ったけど、18時半過ぎには会場にin。今年はちょうど中央付近だったため、バンドメンバーさんも見切れがなさそうと期待をして、始まるのを待っていた。

宮司さんにお祓いを受け、いまかとライブが始まるのを待った。野外だからというか平安神宮という場所だからか、気分は高まるんだけど、それはこれまでの箱でやるTuライブとは少し違う感じ。なんだろう。。。平安神宮Liveならではのちょっと独特な雰囲気がある。

でセットリストなどはもう様々な人が上げているので、感想のみ。とにかくこれまで5回ほど参加してきたけど、今回が私のナンバーワン平安神宮Liveだった。本当に最近の堂本剛さんはすごく大人に感じられる。自信を持って音楽を作り、鳴らしている。余裕すらも感じられるほど。しかもきっと私たち参加者のニーズもしっかりつかんでおり、それに応える度量もあるように感じられた。

Live時間は1時間半。曲数も二桁いかない。例えば本家KinKi KidsのLiveは約3時間で曲数は20曲は余裕で超える。価格は9000円だったような。それと比べて高いかというと、そういう比較は愚問だ。比較できないものがそこにはあったからだ。壁のない野外。大極殿の屋根に映し出されるプロジェクションマッピング。その技術は年々、非常に向上している。今年のプロジェクションマッピングは、「こんな繊細な表現もできるようになったんだ!」と改めて感動した。それが音楽と共に堪能できる面白さ。そしてなんといっても、バンドメンバーの熱い演奏が空気は大地から直接身体に伝わってくる感覚。。閉じ込められた中で生み出される音とは違う感じがするのだ。

アレンジも非常に大人っぽく、夏の終わりの夜にすごくフィットしていた。ヴォーカルはいわずもがなだが。。

夏の良い旅行となった。ここ最近は姪と参加し、ライブ翌日は京都を堪能しまくっている。また来年もぜひ、参加できればいいな~。平安神宮Liveは私にとって毎年のお楽しみイベントになりつつある。

でも欲張るなら、薬師寺でのライブを見たいな。実は薬師寺は訪ねたことないので(笑)。

堂本剛さんLIVE Blu-ray&ミニアルバムを購入

ずいぶんとブログを書くことを放棄していた。今年2月には「TU FUNK ALL STARS CON!CER-TU」に参加した。ブルーマンシアターでのライブはすごく楽しかった。

でしばらく間が空いて、6月にはブルーノート東京で開催されたLIFE IS GROOVEの「コンディションファンクツアー」に参加した。こちらもすごく楽しかった。なんといってもブルーノート東京は音がいい。ここで堂本剛さんもぜひ、Liveをして欲しいと思った。まあ、当選する確率はないかもしれないけど・・。でももう少し先の将来でも、いつか・・・と思わざるを得なかった。

 

でそんなこんなことをしているうちに、6月8日にミニアルバム&ライブブルレイが発売されて手元に。実はその頃、仕事が忙しくて、特に映像の方はお預け状態。なんとかミニアルバムは翌日にiPhoneに入れて、持ち歩くことができたけど・・・。じっくり聞けたのは出張の道中だった。

実は「TU」がかなり気に入っていたので、ミニアルバムはどうなんだろうと思ったけど、そんな心配は杞憂だった。本当にすごくステキなアルバムだった。表現が陳腐だけど、すごく気に入っている。

今回のミニアルバムのPRではラジオを媒体として使ったモノが多く、それもまた良かった。特にMISIAさんのラジオは聞き応えが十分で、セッションは音源としても残している。

Liveブルレイも見応え十分。すごく楽しい。でもうちのディスプレイは小さいので、迫力が今ひとつ。より大画面で見たいモノだ。

そんな中、KinKi Kidsファンの界隈ではなんか面倒くさいことも多く発生していた。光一さんのライブブルレイの発売が約1カ月前の5月11日だったこともあり、その番宣があまりなかったのに対し、剛さんの番宣(おそらくMステ出演)があったことで、面倒くさいTweeetをたくさん見た。でもMステ出演はライブブルレイの宣伝ではなく、あくまでミニアルバムの宣伝。だから光一さんのMステ出演はなくても仕方がなかったと思う。また光一さんはアルバムでMステ出演はなかったというが、昨年、シングルDVDとアルバムの発売時期が近く、またアルバムにもシングル曲が収録されていたので、仕方がないと思う。KinKi Kidsだって、アルバムとシングルが近かった年は、シングルでのMステ出演はなく、アルバム曲での出演だった(Speak Low。その前に発売されたシングル「鍵のない箱」では出演なし)。よりお茶のファンも多いであろう本体でもそうなのだから、ソロだと余計にどちらか一方になると思う。

というか、同じジャニーズの商品であっても、光一さんと剛さんの音楽のターゲットは違うと思うので、同じ宣伝手法にならないと思う。光一さんの音楽はやはり見せることを重視しているので、ジャニーズ好きな人にハマると思うので、ジャニーズファンをターゲットにした方が手っ取り早いと思う。一方、剛さんの音楽は一般でも売れ線ではないファンクなので、ジャニーズファンでかつファンク好きな超レアな人をターゲットにしてはこれ以上の売り上げは望めない。一般のソウル・R&D・ファンク好きをターゲットにするのが得策だろう。

したがって、剛さんはジャニーズエンタテイメントとHPを分けてることを特別扱いと言われるが、これはおそらく剛さんの意向だけではないのではないか。私がJEのマーケティングとしてもこの方向性を取りたいと思う。ジャニーズでファンク好きなんて奇特な人をターゲットにするだけでは、バンドメンバーの豪華さがもったいなすぎる。

だから特別扱いではなく、そういう売り方が選択されているだけだと思う。でも最近、いろいろ面倒くさいことが多いKinKi Kids本体に興味が薄れてきているかも。ちょっとヤバイ

 

KinKi Kids 2015-2016 Concert(京セラドーム大阪)に参加した

今年の最後を締めくくるイベント、KinKi Kidsのコンサートに参加した。開催日は12月19日~20日の2日間。場所は京セラドーム大阪。KinKi Kidsのコンサートに参加するのはこれで4回目。2012年-13年の15コンからである。

昨年のMコンサートでは、はじめてアリーナ(後方だけど)を経験した。ようやく人と認識できる大きさで見えるKinKi Kidsとふぉ~ゆ~に楽しさも倍増だったが、今年の1日目はスタンド席ながらもアルファベットで記された席、しかも外周があったため、アリーナの時同様、人として認識できる大きさで楽しめたのだ。

特にバックステージまでムービングステージに乗り、踊るKinKi Kidsを双眼鏡を用いることもなく堪能できたのはすごくよかった。3塁側だったため、Mistyを歌い踊る剛さんのなまめかしさに釘付けに。いやあ、本当になんといって表現していいか分からないほど、惹きつけられるダンスだった。色っぽさが全面に出ているのだが、それはあからさまではなく奥底からにじみ出てくるというか、、計算ではない色っぽさがあった。よくTwitterとかで剛さんはエロいとつぶやかれているが、私はそういうことに無頓着でよくわからなかったが、今回のコンサートではようやく実感できた。なるほど、あれは「エロい」!。

今年はKinKi Kids関連でいろいろ参加した。

まずは光一さんソロのSpiralコン、横浜アリーナ。8月1日18時半~のチケットを譲ってもらって参加した。実はあまり光一さんソロには関心がなかった。理由は2つある。一つは私は剛さんの声フェチなので、KinKi Kidsの音楽が好きなのも剛さんの声に惹かれているところが大きいからだ。光一さんは普通に会話しているときの声はむしろ、剛さんより好きなのだが、歌になると俄然、アイドル要素が高くなるのが非常に残念に思う(カワイイ声)。せっかく、クールな曲なのに、声を乗せると可愛くなるというか。

一方、剛さんの話し声は、はじめラジオを聞いたとき、あまりにもこそばゆく、好みじゃなさ過ぎてビックリしたことを覚えている。でも歌になると変わる。KinKiの曲ではアイドル的に歌っているときもあるが、ソロではそういう要素が排除される。

もう一つの理由は、光一さんオンリーで相方アンチの存在。どちらのファンにもいるが、Twitterやブログなどで声高に、まるでみんなに見てくれというようにアンチ活動をしている人が光一さん側に多いような気がする。参加するとそう言う人の仲間になるような気がして、嫌だったのだ。

とちょっと脱線したが、初めて光一さんソロコンに参加した。Spiralに好みの曲が多数入っていたからだ。ざっくりとした感想としては、KinKi Kidsのコンサートと似ているということ。ソロファンの方には怒られるかも知れないが、それが私の印象だった。もちろん、見せ方は違うが、構成はほぼ同じ。KinKi Kidsのコンサートにはむしろ光一さん色が色濃く反映されているんだと思う。

楽しかったが、せっかくのダンサブルな曲なのに、双眼鏡を除いて見ることに集中している人が多かったのが、残念。また定番の自作曲があるようで、それになると喜び方がすごく大きく、双眼鏡族が少しだがノリノリにペンライトを振っていたのも面白かった。私は歌謡曲っぽい自作曲より、ソウル要素の強いSpiralの曲がノリノリになれたけど。あといただけないと思ったのはMC。客席とのお約束ごと的なノリが続き、初心者としては食傷気味に。光一さんにディスられるほど、不細工でもないし。ちゃんとおしゃれして行ったよ。その後に今日1日は彼氏でとも言われたくもない。彼氏は他にいるし。。誰をターゲットにしたMCなんだろう? よくわからなかった。まあ、脳内酸欠で頭回ってなかったようなので、その辺は突っ込んでも仕方はないと思うけど。

 

次に参加したのは剛さんの「TU FUNK TUOR 2015」。8月10日の渋谷公会堂東京国際フォーラムのオーラスに参加。どちらも楽しかったけど、やっぱり楽しかったのはオーラス。剛さんのライブの醍醐味は、剛さんの声を堪能するというのもあるが、最後のセッションにあると思う。フリーセッションが楽しめるライブなんてそうそうお目にかかれない。しかもメンバーは強者揃い。そのメンバー一人ひとりの本気プレイが見られるのが、なんといっても楽しい。贅沢な時間だ。とにかく「音楽って楽しいね」ということが実感できるのだ。剛さんライブは双眼鏡族は比較的双眼鏡族が少ないのもいいところ。音を聞いていると体を揺らさずにはいられないので、双眼鏡を構えている場合ではないのだろう。あとペンライト、イワシのために買ったけど、結構邪魔だった。そういえばオーラス、隣の人たちはペンライトを持たず、ひたすら踊っていた。見た目はそれこそ図書委員的な感じだったのに・・。

剛さんのMCは音楽とはまったく違う、まったりタイム。オーラスでは栗を並べることでかなりの時間を費やしていて、、5000人規模の会場で小さな栗を並び替えたりするそのシュールさたるや。この辺のMCのダラダラ感は、KinKi Kidsのコンサートを彷彿させる。KinKi KidsのMC部分は剛さん成分により、ダラダラとしてしまうのだろう。

TU FUNK TUOR 2015の合間に、平安神宮ライブにも参加した。平安神宮ライブはかなり好みのライブだ。私は大きな構造物が好きで、中でも城や神社仏閣などの歴史的建物はかなり好みだ。平安神宮は歴史的建造物としては新しいが、それでも歴史的建造物とライブなんて私の好みすぎる組み合わせ。痛みがテーマだったが、とにかく素敵なライブだった。野外での音は本当に素敵だ。今回はライブ後、京都で1泊し、翌日は京都観光をしたので、楽しさ倍増のライブとなった。

2015年ももうあと10日ほど。2015年、こうやって振り返るといろいろ参加できて楽しかった。来年もいろいろ楽しめますように。

 

「No.9-不滅の旋律-」を観劇してきた

昨日、仕事で知り合った友人に誘われて稲垣吾郎主演舞台「No.9-不滅の旋律-」を観た。その友人は長らくのSMAPファン。実は以前も香取慎吾さん主演舞台に誘われ、「オーシャンズ11」を観に行った。テレビの中で歌う姿は見るけど、それはSMAPの一員としてだけだったので、そのときも想像している以上に歌がうまく、お芝居も面白かったので、「また何かあれば誘ってください」と言っていたのだ。実は誘われたときはすごく忙しく、どんな舞台かも知らずに「行きます」と答えたのだ。そして昨日もまったくどんな舞台か知らずに現地に出かけた(おそらく誘われたときにベートーヴェンの話と聞いたかも知れないが)。

 

場所は赤坂ACTシアター。隣の赤坂BLITZでは己龍(ビジュアル系バンド)のライブがあるらしく、まったく客層の異なる人たち(いずれも女性)が赤坂ACTシアター周辺に大集合。赤坂ACTシアターに向かう人はBLITZの人たちよりもかなり年齢層は高い印象を受けた。まあ、私も人のことは言えないが。

 

赤坂ACTシアターに入って、初めてベートーヴェンの話で、稲垣さんがベートーヴェン役を演じることを知った。ヒロインは元AKBの大島優子さん。マイコさんや長谷川初範さん、高岡早紀さん、田山涼成さんなどが出ていることを知り、期待も高まった。マイコさんはガラスの仮面の舞台で観たことがある。そのときもマイコさんが演じる姫川亜弓役はすごく似合っていた記憶がある。別に私自身、舞台好きというわけではないが、これは姪に誘われて行ったのである。だいたい誘われないと、舞台は自分から行くタイプではない。

 

本題の「No.9-不滅の旋律-」だが、本当にすごく良かった。実はA席で観たのだが、お値段以上のある舞台。演じる姿だけではなく、生ピアノの音も堪能できる。最後の第九「歓喜の歌」での締めくくりも、舞台上だけではなく観客席も一緒に盛り上がれるので、すごくよい終わり方だと思った。

 

稲垣さんもテレビでは「声が高い」印象があったが、舞台での声は「こんな低い声も出るんだ」と、びっくり。悩んだり苦悩する姿、狂気とも言える姿も、繊細そうな稲垣さんにぴったりな気がした。そうそう、演者全員、声のいい人が多かった。マイコさんもそうだけど、大島優子さんも声が意外にいいんだなと。あとヨゼフィーネ役の高岡早紀さんは想像通りの役で、醸し出す雰囲気が非常に色っぽくて(表情などは双眼鏡を使わなかったので、よくわからないけど)、ベートーヴェンがはまってしまうのも仕方ないかなと。その対比なのか、マイコさんも大島優子さんも男性っぽいキャラ。二人とも声も低めなので、ベートーヴェンの同士という雰囲気が良く出ていた。

 

第九「歓喜の歌」は高校時代、選択科目の音楽で習った曲。毎年開催される音楽会(音楽選択の学生が登場する)でも披露した。約半年かけて練習した曲なので、いまだにドイツ語でちゃんと歌える。昨日も最後、稲垣さんが客席の方に向かって指揮をする場面では、一緒に口ずさむことができた。それもあってすごく楽しかった。

 

で最後に記念に、グッズのTシャツまで購入♪ 本当にいい時間を過ごせた。誘ってくれた友達に感謝。