「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017~TSUYOSHI&YOU&KOICHI~」に行ってきた

12月23日、「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 ~TSUYOSHI&KOICHI~」に参加した。京セラドーム大阪には2012年に開催された「KinKi Kids Concert Thank you for 15 years 2012-2013」以来、ずっと参加しているが、東京ドームは毎年、年末年始に行われるため、東京に住んでいるのにもかかわらず、参加したことがなかった。初めてモニュメントも見ることができた。東京ドームは野球でしか入ったことなかったので、なんだかちょっと面白い感じがした。

今回、アリーナツアーも参加できていたので、タイトルがあまり変わらないことから、あんまりセットリストも変わらないんだろうなとは思ったけど、剛さんのセッションタイムはどうなるんだろうと思っていた。ドームでセッションってかなりの攻め。無くなっても仕方ないかなとは思ったけど、無くなるのはすごく惜しい。。。とにかくフリーセッションをコンサートに入れられるアイドルグループ(定義が曖昧ですが)なんて、世界広しといえどもKinKi Kidsしかないと思う(個人的な意見で、アイドルについて深掘りしたことはないのでご容赦を)。でもちゃんとセッションタイムもあって、すごく盛り上がって楽しかった。一人ひとり(ストリングスはグループだけど)が、熱いパフォーマンスで圧巻だった。

私は打楽器と管楽器が好きだ。打楽器はとにかく、動物の本能的を呼び起こされる感じで、ドコドコという音が鳴り響くと、テンションが上がる。今回、吉田建さんのベースソロもすごく魅力的だった。スタンド席の床に響いて、、足下から音楽が感じられたのだ。音は波だということを実感した時間となった。すごい! ちゃんとマルチでスピーカーを置いてCDを再生すると音を立体的に感じられるのかも知れないけど、iPodでの再生、またテレビでの視聴だとやはり音は平面的にしか捉えられない。

双方のソロコーナーは1曲増えていた。光一さんソロの増えた1曲は光一さんが作曲した「LOVE CRIES」。今回、ソロコーナーで披露した唯一の自作曲だ。この曲は「愛のかたまり」にも通ずるような、歌謡曲調の楽曲。ステキなのかもしれないが、「愛のかたまり」同様、今ひとつ、ピントこなかった。光一さんソロについてはよく知らないが、もっと、自作曲で魅力な曲があったのではと思う。この曲は光一さんのお気に入りなのか、もしくはファンの人たちの間で人気が高いから選ばれたのだろうか。

今回の光一さんソロコーナーで最初、生で聞けるのがうれしいなと思っていたのは、「INTERACTIONAL」だったが、アリーナツアーに参加して好きだと思ったのは「Slave Maker」。後者の方が光一さんの声質にあっているような気がするし、何よりロックな光一さんが格好良かった。。光一さんにはぜひ、ロックな曲を作って欲しいと思う。。ダンスパフォーマンスを主軸にするなら、ああいう曲はスパイス的になるのかな。

剛さんのソロ曲は、まったく知らない曲だったので、いずれも新鮮だった。長年のファンの中には、当時を思い出して涙する人もいた(私の周辺情報)。

アンコールの最後で、剛さんが靴にガムテープがついていることを告白したのだが、光一さんはそのことを、マイケル・ジャクソンの衣装に小さな埃が着いたことでさえもショックだったという例えを持ち出して、「やめて」といい、自らかがんでガムテープを剥がしたのだ。格好いい剛さん、いやKinKi Kidsを最後まで見せたいという光一さんのKinKi Kidsへの想いが熱かった。

それからこれまではあまり注目していなかったが、2016年のツアーを経験したことで、「Kissからはじまるミステリー」が好きな曲となった(笑)。そして「Misty」はより大好きになった。。

あと少し、光一さんが苦しそうところも多く感じて、少し心配になったりした。ダンスパフォーマンスが多いからというのもあるかもしれないが、息が続かなかったり、音が上がりきらなかったり、、、。年を取るってことはそういうことなのかもしれないけど、その辺ももう少しうまく調整できるともっともっと魅せられるような気がした。

なんだかいろいろ書いたが、ただただ楽しく贅沢な時間だったことは間違いの無い事実。一足早いステキなクリスマスプレゼントをもらった気分だ。